2016/12/20

フェリーで輪行サイクリング~伊豆大島~【後編】

輪行サイクリング紀行

絶景な風景が待ち受けるサイクリング天国 伊豆大島!

目印に沿って行く大島サイクリング!

スタートからいきなり登り坂 青い看板が伊豆大島一周コースの目印です

伊豆大島では、写真のように大島一周道路という看板を目印に進むのが大島サイクリングの基本。
島一周がおよそ43kmという距離で、数字だけ見ると大した距離ではないと思う方もいらっしゃると思います。

しかし、離島ということもあり本島に比べ短いながらアップダウンが多く、走り始めて数分後に(初心者向きではないのでは?)と内心感じてしまうことと、輪行という分野が加わっていることもあってなかなかハードに感じる人もいるかもしれません。
ただ風景は格別なのと、市街にはレンタサイクルなどがあるように身一つでいけるという点での気軽さ、それを含めてサイクリング天国と言われている由縁かも知れない。

伊豆大島郷土料理 べっこう丼

べっこう丼

AM7:30
岡田港を出発し、最初に目指したのが客船が止まる港のひとつ、元町港市街。
朝早くから営業しているお店が多く、せっかくならばと大島ならではの食べ物をと思い、入ったお店で注文したのがこちらの「べっこう丼」
伊豆大島の郷土料理である「べっこう」は、白身を唐辛子醤油に付けることで、まるで"べっこう"のような色合いから名づけられたそうです。
主に鯛や白身が主体で、マグロやカツオなども用いるところもあるそうです。
味はもちろん満点!空腹も相まってとても美味しくいただけました!!

今回お邪魔したお店⇒伊豆大島お食事処 おともだち

海沿いをサイクリング

食事を済ませ、サイクリング再開
ここからがサイクリング天国 大島の本領ともいえる絶景が姿を現します。
まずは海沿いから見える景色は、大海原を一望できる広大な風景。
市街を抜けると、信号も少なくなるので止まる頻度も減り、サクサクと気持ち良く走れます。

この日は序盤からやや曇り気味でしたが、そこから差し込む日差しが幻想的な感じを醸し出してくれます。

間伏地層切断面

間伏地層切断面 道も広く、整備されていて走りやすい!

大島の名所のひとつでもあるのがこの間伏地層切断面
伊豆大島の火山噴火史を物語る地層の大切な断面で、およそ100~150年に1回という大噴火によって降り積もった火山灰が幾重にも積み重なり見事な縞模様になったそうです。

写真でもわかるようにものすごくデカく、層がまるでバームクーヘンに見えてきてしまう・・・・

伊豆大島 波浮(はぶ)港

サクサク進んで(上りではヒィヒィ言いながら)気づけば半分。
ここで少し寄り道で伊豆大島にある港のひとつ、波浮港に立ち寄ります。
昔ながらの港町という古風な雰囲気のある道は、なんだかとてもレトロ感あふれた場所。実は今回ここに寄ったのは、コロッケなどで有名な"鵜飼商店"というお店があるという情報を入手し、ならばと思い立ち寄りました。

波浮港は江戸末期そして明治、大正、戦前、戦後を通じ、「風待ちの港」として大変栄えた港。戦前から昭和30年代にかけての最盛期には、風待ちのために停泊する漁船が港に幾重にも連なり、漁船の乗組員や観光客が全国から集まったそうです。
今では岡田港や元町港が観光客の停泊所であるものの、ここを見渡せる展望台は、伊豆大島の観光スポットと呼べるほど絶景な場所です。

鵜飼商店

鵜飼商店 揚げ物は絶品!

港町の奥に構えるのがこちらの鵜飼商店
日用雑貨などを取り扱っているお店ですが、コロッケなどの揚げ物が有名で、伊豆大島を訪れたサイクリストのみならず著名人などが訪れるほど。
揚げ物のレパートリーはかなりバリーエションが豊富で、注文するまで悩んでしまうほど。
開店前に関わらず、遠方からきてくれたからということで快く迎え入れてくださり、とても暖かみを感じました。

もちろんコロッケは絶品!いくらでも食べたくなるものの、道のりはまだまだ先なので後ろ髪引かれる思いで、波浮港を後にします。

筆 島(ふでしま)

筆島

波浮港から数キロ先にあるのが大島観光スポット 筆島(ふでしま)
筆先のような形をしていることから名づけられたこの孤島は、伊豆大島ができる以前240万年から数十万年前に活動していた筆島火山の噴火で放出された岩石破片。
長い年月、波によって削られ、今の形になったそうです。
実はこの筆島、荒波に耐える姿から別名「神の宿る岩」とも言われ、一種のパワースポットとしても注目されている場所でもあります。
(火曜サスペンスみたいな風景と思ってはいけない)

坂を上る飯塚

筆島を境に山岳エリアへ突入!
延々と続く登りと背負っている荷物の重みが、さらに辛さを増しグロッキー寸前!?

登る中村

登るということは、もちろん素晴らしい風景が見れるということに繋がったり、一種の達成感が味わえます。
スタッフ中村は急こう配をものともせず、余裕のガッツポーズで上がっていきます。

裏砂漠 (うらさばく)

伊豆大島 裏砂漠

伊豆大島の名所の一つがこちらの裏砂漠(うらさばく)
一面黒い土が続くこの裏砂漠は、過去何度となく繰り返された噴火で噴出した火山灰が積み重なってできたもので、足を踏み入れた先はまるで別世界。むしろ映画の世界に来たような感じに思えてしまうほど広大な世界があります。

今回は全員ロードバイクということもあり、あくまで入り口付近まで。次回訪れる際は、ぜひシクロクロスかマウンテンバイクで行ってみたい。

三原山へ

裏砂漠からさらに上りは続く。
先ほどまであった開放的な風景から一変し、閉鎖的な風景になりちょっと物寂しげな感じが続くのが山岳地帯の中腹。
ある一定の場所まで登って下れば、ふたたび海岸沿いに入り、本当の意味で大島一周になります。
しかし、それでは大島を象徴とする三原山を拝むことができないということで、急遽路線変更し、一周ルートからアジサイロードという道へ。

そこからふたたび長い急こう配が続き、ちょっとダウンしてきたものの、もう少しと思い耐える時間が続く・・・・

広大な世界が広がる三原山付近

三原山付近のロード

登り続けて数十分。
アジサイロードが終わり、周りの森林がなくなったと同時に広大な風景がお出迎え!
丘の上を見ると何頭かの馬がこちらを不思議そうに見てたり、なぜか一緒に並走(柵の中ですが)するという貴重な体験が!
後々調べたら、近くにブルーヘイズ農場という乗馬ができる場所があり、妙に人懐っこい印象があったのも納得。
吹き抜ける空とあたり一面の平原がなんとも神秘的な印象があり、登ってきたというより別の世界に来たという感覚がしてしまう。

三原山をバッグに記念撮影

ようやく道路で到達できる最高地点 三原山山頂口付近に到着!
当初曇り空だった伊豆大島も、昼に差しかかると雲から光が差し込み始め、ここに到着した時点で一時的だったものの太陽が姿を見せるなど素敵な演出がお出迎え!
写真を撮り終えた際、旅の一番の目的を果たせたという充実感があり、本当の意味で「きてよかった!」と心から思えた。

体が温まる海鮮ラーメン

磯ラーメン

三原山から一気に下り、再び元町港市街へ。
時間はお昼過ぎに差しかかり、下りで冷えた体を温めることも兼ねて、事前リサーチで注目していた「食事処かあちゃん」へ。
"べっこう寿司"などもありますが、大島産サザエをまるまる一個乗せた"磯ラーメン"をチョイス。
写真のとおり、海の幸をどかっと盛り付けた魚介のエキスたっぷりのラーメンで、味は磯の風味が強いので好みが分かれますが満場一致で大満足!

今回お邪魔したお店⇒食事処 かあちゃん

フェリーで本島へ

フェリーで本島へ さよなら!伊豆大島!

スタート地点の岡田港に戻って今回のサイクリングは終了。
距離にして約50kmと程よい距離だったものの、獲得標高はなんと1500m!!

自転車を収納し、行き同様にフェリーで本島を目指します。フェリーまで続く道のゲートには「また、お会いしましょう」というメッセージにちょっと名残惜しい感じがしてしまいます。
通常のフェリーだけでなく、より早く着く高速船などもありますのでサクサクっと帰りたい人にはお勧めです。

最後は電車輪行

長いようで短かった大島輪行サイクリングの最後は、やはり電車輪行。
千代田線から小田急線に合流する電車も出ているため、今回はロマンスカーを使って優雅に帰宅します。
輪行ができると、普段とは違った場所に行けたり、自転車の楽しみがグッと広がります。
皆様もぜひ、輪行をマスターして未だ見ぬ世界を体感しましょう!!

多摩センター店では、月ごとに店内講習イベントを開催しております。お気になる方は、ぜひご参加ください♪
◆店内イベントスケジュール◆

おまけ

電車トラブル

ロマンスカーで優雅な帰宅と思った矢先、不運にも運行トラブルで予約していた時刻の列車が運休になるという事態が発生!
そして帰宅ラッシュに巻き込まれ立ち往生するというアクシデントに・・・・・

みなさんもこういったトラブルが起きないようにご注意を!!

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スタッフ
飯塚

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